キッチンとトイレのリフォームを比較!
トイレリフォームの費用や内容は?
2021.02.22
今回はキッチンとトイレのリフォームについてご紹介していきたいと思います。
古い和式便器から現代的な洋式便器への変更にするトイレのリフォームは、現在ではだいぶ数も減り、古くなっ洋式便器からのリフォームが一般的になってきました。
それに加えて壁紙や床の張替えなど内装を変更する工事などもあります。高齢化の進んだ近年では手摺りを設置して座りやすく立ちやすいトイレにするなどの工事も増えてきています。
しかしキッチンや浴室と違い空間的に小さなトイレは、キッチンや浴室2つのリフォームと比べると工事期間も短く、安価に収まります。
ここからは具体的な工事内容と工事費用を見ていきましょう。
目次
和式から洋式へ変更する場合
和式から洋式へ変更する場合のトイレ工事は、比較的費用がかかります。和式から洋式へと変更する場合元々の和式が水洗か汲み取り式だったかにもよりますが工事費用としては概ね15万円から50万円ほどと費用に幅があります。写真のようにタイル貼りや、段差がついているトイレを洋式トイレに変更する場合、タイルや段差部分の解体と新しいトイレの空間そのものの工事となるため工事規模しても大掛かりな工事なります。
そのためトイレリフォームの中でも費用は高めになります。
費用の一例
費用の例として段差がある和式トイレを一般的な洋式トイレに変更しようとした場合、30万〜ほどの費用になりトイレ工事としてはやや高額になります。
また費用面以外で注意しなければいけないのが和式から洋式への変更工事で工事期間が大体の場合、1日では終りません。
その場合工事期間中の数日はトイレが使えなくなるため、リフォーム会社に仮設トイレを手配してもらわなくてはいけません。
費用を掛けずに安く済ませる方法として和式便器の上から洋式便器タイプのカバーを取り付けて和式便器をそのまま活用するといった工事方法もあります。
この工事方法であれば便器を交換する必要がないため費用としては10万円前後で収まります。
トイレにコンセントなどがあればウオッシュレットなど現代では一般的となった便座の付属設備を取り付けることも可能です。
費用があまりかからない例
一方で現在洋式トイレを使用している状況でトイレ工事となると取り付け位置の変更等がなければ工事費用を抑えることができます。
例えば現在ウオッシュレットのような温水洗浄便座を使用していて、それを新しい温水洗浄便座へ変更する場合は5万円〜10万円での工事になります。
費用を抑えられる理由としては仮にメーカーが異なっても同じ機能の部品の交換となると新しい配管や配線の必要もなく単純に乗せ換えるだけの工事になるためです。
この形式の工事であれば1〜2時間で済むため時間もかからず最も経済的な工事となります。
これが温水洗浄便座ではない便座から温水洗浄便座への交換となると温水の配管や配線と温水洗浄便座への入れ替えになるので商品のグレードにもよりますが〜15万円前後となります。
工事期間も1日ないし2日となりその間トイレが使用できなくなる可能性もあるので和式から洋式へ変更する際と同様に仮設トイレを設置する等の措置が必要となる場合もあります。
洋式トイレのフルリフォーム
次に便器そのものを交換するトイレリフォームをご紹介します。例えば高齢の両親と同居する場合、介護のことも考慮し手摺りの設置を検討される方もおられるかと思います。
また元々なかった手洗いを新たに設置するケースもあります。
そういった工事の場合、どのような便器を選ばれるかによって費用が変わりますが、概ね15万円〜40万円といったところです。
最も費用のかかるケースとは?
古いタイプの洋式トイレから最新設備にリフォームした場合にその他のオプション工事として、手摺りや手洗いが付くことにより立ち座りがしやすくトイレから出た後手洗いまで行く必要がなくトイレの中で用を足す際の動作が完結します。そのため高齢の家族がいる家庭の場合、転倒などトイレ内で起こる事故を避けるために一緒に手摺工事を行うことがあります。
設備の増設とは違う工事で費用がかかる場合もあります。
例えばトイレの向きを変更する場合です。この場合便器の位置も変更になりますかた、配管のやり直しなども発生するので、費用は高めになります。
元々向いていた向きと異なる向きにトイレを設置するとなると配管や配線を変更することとなり、元々あった配管や配線を撤去し新たに配管配線をし直す必要があります。
こうなるとトイレを新設するより費用が掛かることがあり50万前後の費用が掛かってくることもあります。
例えば、リノベーションのように家全体を大規模に改修こような工事の場合はこのようなケースが発生する場合もあります。
キッチンリフォームとトイレリフォームの比較
ここまでトイレリフォームについていくつかのパターンを見ながらご紹介してきました。
冒頭でも述べましたが同じ水回りであるキッチンと比較するとトイレリフォームはキッチンリフォームに比べると費用は抑えることができます。
工事日数も短く、キッチンの約1週間と比べると、1日〜3日の工事が殆どで、最新設備にすることで節水や節電、そうじもしやすくなることから比較的リフォームをされる方が多いです。
それぞれの違い
トイレリフォームとキッチンリフォームの大きな違いは、毎日何人もの人が数回使うという点で、住む方の年齢や状況も考慮が必要ということです。
キッチンのリフォームは比較的、奥様主導でお話が進むことが多く、見た目のデザイや使い勝手などをメインにリフォームプランを決めていきます。
機能的ももちろんですが、キレイでおしゃれなキッチンにしたいという情緒的な部分も重要視されます。
一方で、トイレのリフォームは、キッチンに比べると空間の性質上、立ち座りという大きな身体の動作があるため膝を悪くしていたり腰が曲がりにくかったりするなど身体が不自由な人のことも考えねばなりません。
その際、手摺りがあった方がいいのか、トイレ内に手洗いを設け移動が少ない方がいいのかなど考える必要が出てきます。
そういった設備を設置するということは大なり小なり費用が掛かることになります。
しかしトイレで何らかの事故が起こりうる可能性のあるご家庭ではぜひ手摺りや手洗いなどあって困るものではありませんので是非設置していただき家族や同居される方みんなが安全に使用できることを念頭に入れリフォームを行うようにしましょう。
関連リンク
トイレの施工事例
https://www.refone-oita.com/workslist/toilet/
キッチンの施工事例
https://www.refone-oita.com/workslist/kitchen/
トイレの商品一覧はこちら
https://www.refone-oita.com/service/toilet/
キッチンの商品一覧はこちら
https://www.refone-oita.com/service/kitchen/
まとめ
ここまで「キッチンとトイレのリフォームを比較!トイレリフォームの費用や内容は?」をテーマに様々な知識を紹介してきました。
もし費用面や工事の内容に心配な点がある場合はリフォームを手掛ける会社に相談することをお勧めします。
最近ではバリアフリーを目的とする設備の設置や省エネ性能の高い設備を設置することによって補助金を受けることが可能な場合があります。
具体的な費用は設置する設備やお住いの自治体によって異なるためリフォーム会社と相談するとよいでしょう。
費用の内、何パーセントの補助を受けることが可能なのかを教えてくれます。