キッチンのリフォームにかかる費用の相場・工事日数・具体的な内容は?
2021.02.24
住まいという家族の憩いの場で家事をする方が最も気になるのはキッチンやお風呂などの水回りだと思います。
特に普段の生活はもちろん来客など人目に付きやすく見栄えが気になるのがキッチンなのではないでしょうか。
そんなキッチンは住宅の中でも最も使用頻度の高いスペース、場所であると言えると思います。
使用頻度が高いということはそれだけ消耗しやすく各所が傷みやすいということでもあり、リフォームを考えた際に真っ先に上がってくる部分ではないでしょうか。
そこで今回はキッチンのリフォームについてその費用相場とリフォームの内容についてご紹介していきたいと思います。
目次
キッチンのリフォームどこから手を付ける?
さて長年使ってきて、傷んでしまった台所のリフォームと考えたとき、みなさんはどこを直すことを考えるでしょうか。多くの人が思い描くのがキッチン本体やコンロや換気扇ではないでしょうか?
まさにキッチンのリフォームの大部分はこのキッチン本体、そこに追加してキッチン周りのクロス(壁紙)、床の張替えなどを加えてリフォームする方もいらっしゃると思います。
ここからはこのキッチン本体とコンロ、換気扇に加えてクロスや床の張替えなども含めたキッチンのリフォームについて工事の日数、費用、どのようなリフォームになるのか見ていきたいと思います。
リフォネ大分のキッチンの施行事例はこちらからご覧いただけます。
https://www.refone-oita.com/workslist/kitchen/
どのくらい使えない日があるの?キッチンのリフォーム日数
リフォームと聞くと大掛かりな工事を行って長期間その工事部分が使用できないとイメージする方も多いのではないでしょうか。
長期間キッチンが使用できないとその間の食事はどうしよう、外食やスーパーの総菜を買うから食費が嵩むかもと考えられる方もいらっしゃるかと思います。
しかしキッチンのリフォームは意外と日数がかからない工事です。例えば大手ハウスメーカーで紹介されているキッチンリフォームの工事日数は3日と驚くほど短期間。
工事日数の1例として、今お住いの住宅のキッチンのシンクやコンロ周り、収納棚を撤去する工事と新しいキッチンの基礎となる下地工事で1日。
新品のシンクや収納棚ビルドインコンロなどのキッチン部品の取り付けに1日、クロス(壁紙)の貼り付けと仕上げ、取り扱い説明に1日。以上の3日で仕上がる工事もあります。
しかし3日だからといって作業工程を省略する、手を抜くということはありません。全ての工程をひとつひとつ確実に仕上げた上で3日という日数で完了するのが現代のリフォーム工事になります。
もちろんあくまで工事日数の1例のため5日かかる工事や1週間かかる工事も多くあるため工事の内容や規模、工事環境に大きく左右されます。
3日というのはあくまでシンクやコンロ周りの収納のみを入れ替えた場合の作業日数となるためここにクロスや床の張替えなどを加える方は1週間から2週間ほどの工事日数を想定しておいたほうがよいでしょう。
キッチンリフォームの費用の構成
リフォームとなると新築ほどの費用は掛からないと多くの方が想定できると思います。
しかし、日本の住宅事情からリフォームというのは住宅の新築ほど広く普及していないためどのくらいの費用が掛かるのかと想定できる方は少ないと思います。
もちろん、商品によっても工事の内容によっては費用は異なりますのでわかりにくいのが現状です。
そこで本記事ではキッチンリフォームの実際の費用をご紹介していきます。
費用の内訳
キッチンのリフォーム費用は大まかな内訳としてはシンクや棚、コンロなどの材料費。工事作業員費用、作業に必要な器工具や消耗品の費用などの工事費。材料費・工事費などに一定の割合を掛けた管理費、経費などにより構成されています。
一口にリフォーム費用といってもどの程度のリフォームを行うのか、どういった材料を使用するのかなどでその費用は大きく左右されます。
中でもリフォーム費用で最も大きく影響してくるポイントが材料費になります。シンクひとつ、コンロひとつをとっても製造しているメーカーは多岐にわたり各メーカーによって特色も様々です。
デザインにこだわりのあるメーカーや多機能に自信のあるメーカー、日々の生活の上で気になる細かなストレスポイントの解消に特化したメーカーなど各メーカーによりその特色は千差万別です。
さらにひとつのメーカーの中でも基本となるパッケージセットにオプションとして様々な機能やデザインを盛り込んでいくというのがリフォームプランになります。
基本となるパッケージセットの内容は各メーカーにより異なりますが一般的に生活していく上で必要となる機能や好まれるデザインを組み込み多くの方に支持されるプランを基本的なパッケージセットとしているメーカーが大多数になります。
そのパッケージに各メーカーの特色を踏まえたオプションを追加していくことによりリフォームする方の理想とするキッチン空間を作り上げていくことでリフォームは進んでいきます。
基本パッケージの注意点
ここで気を付けなければいけないのが基本となるパッケージに追加オプションを付けていくことで当然ではありますが追加費用が発生します。
代表的なもので言うと、食器洗浄乾燥機がないパッケージに食器洗浄乾燥機を導入しようとすると食器洗浄乾燥機とガス、水道などの各種配線、配管工事も必要となるため数十万円の追加費用となります。
またシンクまわりのスペースの天板部分を一般的なステンレスから人造大理石にするなど材質、デザインにするというだけで数万円から十万円費用が追加となるケースもあります。
リフォーム費用を検討する際は自分の思い描く理想に対してどこまでに費用をかけることができるのか、どこは譲れないのかの取捨選択をしていくことが重要であり必須事項となります。
実際に完成した際にどのようなイメージになるのかも重要ですね!
リフォネの母体であるSAKAI株式会社では、リノベーション物件の販売も行っておりますので、実際にリフォーム、リノベーションした物件を見てリフォームやリノベーションの参考にしていただくことも可能です。気になる方は下記のURLからご確認ください。
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キッチンリフォーム費用の具体例
費用の構成について見てきた上で具体的なキッチンリフォームの費用を見ていきましょう。
キッチン本体、コンロ、収納のリフォームを行った家庭を例に挙げると費用は100万円前後。住宅の本体には手を加えずあくまでシンクなどキッチンの中心部分のみの工事による費用での費用です。
もう1つ例を挙げましょう。元々ダイニング部分とキッチンの間に仕切りがある住宅でその仕切りを取り払うという住宅本体の工事とキッチンの形状変更を含めた入れ替え工事でリフォーム費用はおよそ300万円〜。間取りの変更が加わりましたのでもともと壁付けの流し台を対面キッチン式のシステムキッチンに変更し、LDKとしてリフォームする場合です。
2つの工事例を挙げ費用一例を紹介させていただきましたがどちらの例でも既存より収納が広い、動線がスッキリしているなどの機能性が高いことはもちろん、鏡のような表面仕上げやお部屋にあったデザインなどそのこだわりに費用はそのまま繋がっていきます。
リフォームする上でこだわりは重要なポイントになります。
なんのこだわりもないリフォームは意味のない工事となってしまうからです。
先ほども少し解説しましたがリフォームする上でのこだわりポイントと費用を考える際は絶対に譲れないというポイントから考え、不必要と考えられるポイントは後回し、もしくは取り入れないといった選択をすることが費用とリフォーム内容が正しく一致するために重要となってきます。
まとめ
ここまでキッチンのリフォームについてどのくらいの日数や費用がかかるのか、どういったことができるのかを解説してきました。
トイレのリフォームについてのコラムもありますのでぜひごらんください。
https://www.refone-oita.com/column/remodelingcosts/2320/
またキッチンの商品について紹介しております。ぜひご覧ください!
https://www.refone-oita.com/service/kitchen/
キッチンのリフォームというとどうしてもここをもっときれいに見せたい、これをもっと使いやすくしたいなどやりたいことが増えて気づけば本当に必要な部分のリフォームが疎かになるなどということにもなりかねません。
最も重要なのは本当に必要な部分と自分の理想を予算とにらめっこしながら検討していき、将来にわたって長く使い続ける環境を整えることなのではないでしょうか。
これからキッチンをリフォームしたいとお考えの方にはぜひそういった視点から検討していただければと思います。