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COLUMNコラム

アウトドアリビングを楽しもう

2023.08.17

アウトドアリビングを楽しもう

近年人気を高めているアウトドアリビングスタイル。
その要因の一つに、新型コロナウィルス感染症の影響があげられます。
不要不急の外出が制限される中、自宅に居ながらより楽しみを見つけ出したい!と考える人が増えたのです。
家で過ごす時間というと室内で過ごす時間ばかりを思い浮かべる人も多いことでしょう。
しかし、屋外で過ごす時間にも目を向けてみてください。室内だけでなく屋外空間をも充実させることで、住まいでの過ごし方の幅をより充実させることができるのです。

アウトドアリビングの画像

アウトドアリビングってどんなもの?

アウトドアリビングとは、家のお庭やバルコニーといったスペースを、リビングの延長として使えるようにした空間のことをいいます。
屋外スペースを室内リビングのように過ごすことができる第二のリビングのような空間として活躍してくれます。
室内のリビングと屋外リビングをスムーズに行き来できるようにしておくことも大事です。

どのような魅力が?

では、アウトドアリビングにはどのような魅力があるのでしょうか。
それは、室内リビングでは得られない開放感があるということです。お庭の緑をより近くに感じることができ、心地よい風を肌で感じられたり、空を眺めたり、あたたかい日差しを浴びたりと自然をより近くに感じながら寛ぐことができることが最大の魅力です。
キャンプ人気も合い高まって、家にいながらアウトドア空間を楽しめるアウトドアリビングは注目されているのです。

アウトドアのソファ

どれくらいの広さが必要?

アウトドアリビングをつくるには屋外にある程度の広さが必要となります。
広くゆとりのある空間にしておくことで、より開放感を高められアウトドアリビングの魅力を引き出すことができます。
屋外用ソファでローテーブルを囲むようなレイアウトにすることで、大人数でも寛げるような空間が広がります。
それには約6畳ほどのスペースは確保しておくといいでしょう。
屋外スペースに適した家具のサイズやレイアウトを取り入れ、窮屈さを感じることがなく快適に過ごせるようにしておくことが大事です。

どのような家具がいいの

屋外用の家具選びの際には、オシャレなデザインで雰囲気を高めることも大事ですが、屋外で使用するため紫外線に強い素材、雨で濡れても錆びない素材、また汚れたときでも手軽に水洗いできる樹脂素材のものを取り入れておくといいでしょう。
外に出しっぱなしでも大丈夫であり、手軽にアウトドアリビング空間を楽しむことができるのです
樹脂素材でありながらもデザイン性の高いものも多いだけに、室内のリビングとの雰囲気や、デッキやタイルなどの素材、色など総合的に判断し、家具を選びましょう。高級感のある素材やどっしりとした大きさのある家具でなくても、手軽にキャンプ用品を活用させるのもいいでしょう。

室内と屋外の一体感が大事!

広さをしっかりと確保し、お気に入りの家具を設置することに加え、室内と屋外の一体感にも目を向けておきます。
気軽にアウトドアリビングに出られるようにしておくことこそが重要なのです!

ポイント1 床の高さ

床の高さを合わせて、室内と屋外のつながりをなめらかにしておきます。
室内リビングの床と屋外のデッキやテラス部分の高さを合わせることで、小さな子どもから足腰の弱っているお年寄りまで安心してスムーズに行き来することができます。
このように行き来をスムーズにすることで、屋外スペースやさらにはその先のお庭をより近くに感じられ、自然と足を運びたくなってしまうといったような空間を作り出すことができるのです。

アウトドアリビングの日差し

ポイント2 視線のつながり

視界のつながりにも配慮しておきます。
リビングに大開口の窓を取り入れることで、屋外スペースやお庭まで視界がつながり、リビングを広く感じさせてくれます。
さらには、屋外スペースをより身近にも感じられます。室内に居ながら外の景色を楽しむこともでき、そしてあかるいリビングが広がります。
朝や夕方などでもあかるさを感じられるリビングは、薄暗いリビングに比べて格段と快適な印象を与えることができます。

ポイント3 プライバシーの確保

居心地の良いアウトドアリビングを作るために必須条件となってくるのが、プライバシーの確保です。
どんなに広く、オシャレな家具を設置しても、道路を歩く見知らぬ人の視線、近隣住民の視線が気になってしまうということでは、過ごしにくさを感じ、さらにはプライバシーをさらけ出しているようで思うように楽しむことができません。落ち着かない空間となってしまい次第に使われなくなってしまうのです。
このような状況を避けるために、これらの気になる視線をしっかりと遮り、アウトドアリビング空間を完全プライベート空間にしておくことが大切となります。

隣接する敷地の高さに配慮しておき、どこからの視線を遮りたいのかを事前にしっかりと考えておきます。
そして、現地でしっかりと測量しながら適したフェンスの高さ・幅にします。
このようにしておくことでアウトドアリビング空間のプライバシーを確保でき、プライベートな空間が広がりますし、外部からの気になる視線を遮ることで不審者の侵入を防ぐことができる防犯対策としても有効です。

ポイント4 屋根の設置

第二のリビングとしてアウトドアリビングを楽しむために、屋根を設置しておくことで、天候に左右されず活用できるようにしておきます。
ウッドデッキであれば、同じ素材を活用し、屋根を設けておくといいでしょう。
また、壁に開閉式オーニングを設けておくのもいいでしょう。
この日よけや雨よけで使われるオーニングには、手動式と電動式のものがあり、リモコン付きの電動オーニングであれば、離れた場所からでも操作が可能ですし、利便性も高いです。日差しの強さや急な雨でもスムーズに対応できます。

どのように過ごす?

このように環境の整ったアウトドアリビングを設けることで、住まいの過ごし方の幅が広がります。
例えば、夏場であればお庭にプールを広げ、子ども達を遊ばせながら、近くで子ども達を見守りママ友達とお茶を楽しんでおしゃべりを楽しむのに最適です。
家族や友人達とバーベキューをする場合でも、ここでゆったりとお酒や食事を楽しむことができます。
時には、夫婦で夜空を見上げながら晩酌をするのもいいでしょう。
また、気候のいい時期の休日には、気分を変えて外で朝食をとるのも一日の始まりとしては最高です。
テントを張って子どもの心をくすぐるような空間を作り上げるのもいいですね。

このように多種多様な楽しみ方や過ごし方ができるアウトドアリビングに需要が高まっているのも理解できます。

庭にあるプール

まとめ

新しい生活様式が求められる今、住まいでの過ごし方や楽しみ方にも変化が出てきています。
我々にとってマイホームというものは、『家族が集う最高の癒しの場』でなければ意味がありません。
家で過ごす時間が一番好き!!と胸を張っていえるようにするためには、室内の快適性はもちろん、屋外で過ごす満足度も大きく関わってきます。
室内から眺めるだけのお庭としてしまうのではなく、アウトドアリビングのような空間を設けておき、住まいとお庭の距離間を縮め、非日常感を日常的に、そして手軽に楽しめる家造りを大事にしたいものですね。

 

カテゴリー : リフォーム

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