猛暑を外でシャットアウト!オーニングとウッドデッキで作る涼しい「第二のリビング」
2026.07.09
大分の夏は、海沿いのベタつくような湿気と、盆地特有の熱がこもるような厳しい暑さが特徴です。 「エアコンの温度を下げても、なんだか部屋がモワッとする」「子どもを外で遊ばせたいけれど、今の直射日光は危険すぎる」とお悩みの方は少なくありません。

実は、家の中を涼しく快適に保つためのカギは、室内の冷房効率ではなく「家の外回り」にあります。 今回は、地元大分で数多くの住まいを改善してきたプロの視点から、費用対効果が高く、暮らしの質を劇的に変える外構リフォームについてお話しします。
なぜ室内が暑くなるのか?(原因と放置するリスク)】
夏の室内が暑くなる最大の原因は、屋根や壁からではなく、全体の約7割を占めると言われる「窓からの日射熱」です。 近年増えている高気密・高断熱の住宅は、一度熱が室内に入り込むと外に逃げにくく、魔法瓶のように熱を溜め込んでしまう性質があります。

多くの方が室内側で遮光カーテンやブラインドを閉めますが、熱自体はすでに窓ガラスを通過してしまっています。 窓とカーテンの間で空気が温められ、「輻射熱(ふくしゃねつ:モノからモノへ伝わる熱)」として部屋全体をじわじわと温めてしまうのです。
これを放置すると、エアコンが常にフル稼働となり電気代が高騰し続けるだけでなく、建材へのダメージも深刻です。 大分の強い紫外線に毎日さらされることで、窓際のフローリングが色あせたり、表面がひび割れたりして、後々大掛かりな修繕費用がかかるリスクがあります。
プロが教える「解決策・選び方の鉄則
最も確実で費用対効果が高い解決策は、オーニング(外壁に取り付ける日よけテント)や外付けシェードを使い、「窓の外側で熱を8割以上カットする」ことです。 そして現場のプロとして強くお勧めするのが、日よけ単体ではなくウッドデッキをセットで設置することです。
リビングの床と同じ高さで段差のないデッキを作り、その上をオーニングで覆えば、そこは直射日光を避けた涼しい「第二のリビング」になります。 ご近所の視線もオーニングが程よく遮ってくれるため、夏休みのお子様のビニールプール遊びも、周囲を気にせず安全に楽しめます。

ここでプロとしての鉄則ですが、大分市や別府市などの海沿いでは、潮風による塩害(金属のサビや木材の腐食)を考慮しなければなりません。 そのため、1〜2年ごとの面倒なペンキ塗りが不要な人工木(樹脂と木粉を混ぜた、腐らずシロアリにも強い素材)のデッキと、サビに強いアルミの骨組みを選ぶのが絶対条件です。
また、オーニングには強い風を感知して自動でテントを巻き取る「風力センサー付き」の電動タイプもあります。 突風や台風の通り道になりやすい大分の気候でも、センサー付きなら外出中に急な天候の変化があっても安心です。
気になる費用相場と工事期間のめやす
リフォームにおいて、費用や工期を最初から包み隠さずお伝えすることは、プロとしての最低限の責任だと考えています。 一般的な掃き出し窓(幅約1.8m)の前に設置する場合の目安は以下の通りです。

- オーニング(日よけ)単体:約10万〜25万円 / 約1日 (手動式よりも、リモコンで動かす電動式の方が費用は高くなります)
- ウッドデッキ単体:約20万〜40万円 / 約1〜2日 (人工木を使用。目隠しフェンスや昇り降りの階段をつけるオプションで変動します)
- オーニング+デッキのセット工事:約30万〜60万円 / 約2〜3日
※価格は目安です。お庭が土ではなくコンクリートの場合、柱を立てる基礎を作るためにハツリ工事(既存のコンクリートを機械で砕いて穴を開ける作業)が必要になります。 この場合は数万円の追加費用が発生しますが、後から想定外の「隠れコスト」が出ないよう、お見積りの段階で明確にお伝えします。
【まずは現地調査から始めてみませんか?】
ご自宅の日当たり、風の抜け方、敷地の状況は一軒一軒まったく異なります。 ただ高い商品を取り付けるのではなく、お客様の暮らしに本当に必要なものを過不足なくご提案するのが私たちの仕事です。
「うちの狭い庭でも使いやすいサイズのデッキは作れる?」「外壁の素材的にオーニングは安全に固定できる?」など、気になることは何でもご相談ください。 大分の気候特性を知り尽くした地元企業として、長く安心して使える最適なプランをご提案いたします。

