お風呂のリフォームの費用の相場・価格は?
どのような入浴空間を作ることができるの?
2021.02.25

お風呂という空間は衣類を脱ぎ、体についた汗や汚れ、臭いを落として身を清めて一日の疲労を洗い流す空間です。
そのため何を求められるかを突き詰めていくと『癒し』に行きつきます。
1日の肉体的な疲労を解消する癒し、その日のつらかったことや悲しかったことを洗い流す精神的な癒し、あるいはもやもやとした悩みをじっくり考え思考をまとめるような癒しなど癒しの効果は様々です。
そのような『癒し』を求められる空間が傷みや不具合を起こしていると癒しどころかストレスになってしまい癒しの空間ではなくなってしまいます。
そこで長年使って古くなったお風呂をリフォームし、新たな癒しの空間を求める方は大勢いらっしゃいます。
今回はお風呂のリフォームで何ができるのか、どのくらいの費用が掛かるのかを見ていきたいと思います。
古いお風呂と近年のお風呂
昔の日本の住宅のお風呂は壁や床はタイル張りで浴槽は深めのステンレス製。タイルやステンレスといった材質は触感が冷たく湯の沸かし方も熱い湯を沸かし、沸かしすぎれば水で冷やすといったシンプルながら少し手間のかかるお風呂でした。またタイルの性質上こまめに清掃をしなければカビが定着しやすく衛生的にも手間がかかります。
現在、新築で住宅を建てた場合のお風呂は明るい壁色に浅く長い浴槽、乾きやすい床。明るく触れてひんやりすることもなく設定すれば湯沸かし器が自動で温度と湯量を調節してくれる手間もかからない便利なお風呂が主流となっております。
お風呂のリフォームをお考えの方であれば先に述べた昔の日本のお風呂の特徴をいくらか含んだお風呂を使用しているため便利で快適な現代的なお風呂に生まれ変わらせたいと考えている方も多いのではないでしょうか。昔のお風呂から現代的なお風呂にした場合どのくらいの費用がかかるのか。どのようなお風呂になるのかを具体的に見ていきたいと思います。
リフォネ大分が施工させていただいたお風呂リフォームの施工事例はこちらからご覧ください。
https://www.refone-oita.com/workslist/bath/
お風呂リフォームにかかる費用の中身
それではお風呂をリフォームした場合どの程度の費用が掛かってくるのでしょうか。
お風呂リフォームの工事内容を大きくわけると
1・古い風呂の解体と撤去
2・新しい風呂の材料と組み立て、設置、配管
となります。
解体撤去費用や組み立て設置費用というのはいわば工事費のためそこまで大きく変動があるものではありません。
もちろんシロアリによる腐食や朽ちた部分があったり、工事場所の立地などにより費用が左右されることはあるため多少費用にバラツキはありますので、現地調査の際に詳しく調べてもらうのがオススメです。
お風呂リフォームの費用の中で、差額が大きくなるので、工事費よりも商品の価格です。
先にも述べましたが最近の住宅のお風呂は昔のお風呂と快適さの面で大きく異なります。
昔の住宅のお風呂はタイルやステンレスなど触れた瞬間にひんやりと感じる材質を多分に使用しておりました。
しかし現在のシステムバスに使われている材質はFRPや人工大理石などが主流になっております。
リーズナブルでありながら肌触りが滑らかで従来のような冷たさは抑えられお風呂にピッタリの材質という点でお風呂の材料として使用されるケースが多くなっております。また掃除のしやすさという点でも格段に向上しており、カビなどの発生もしにくくなっています。
お風呂リフォーム費用の一例
ユニットバス本体の違いによる価格差の一例をあげると浴槽をFRPで製造した場合と人造大理石の場合でメーカーにもよりますが、価格差があります。一般的にFRPを標準にすう住宅設備機器メーカーが多いのです。
オプションとして人造大理石の浴槽があるのが一般的です。
また、浴室の広さにより費用は変動するため従来の浴室から広い浴室にリフォームをする場合、場合によっては住宅の構造に変更を加える必要があるため費用が100万円単位で上昇するというケースもあります。
一般的によく使うサイズは1616サイズで約畳2枚ほどの広さです。戸建てなどで使われるのが一般的です。
これよりも大きいサイズになると1620サイズで、約1.25坪サイズもあります。
ユニットバスのサイズによっても金額は大きく変わります。
またそこに様々なオプションが加わることで費用がさらに上昇する場合があります。
例えば人気のオプションは、浴室暖房乾燥機です。外に洗濯物を干さなくても、ユニットバスが乾燥室に早変わりします。
共働きのご夫婦や、幹線道路に面していてホコリや、花粉などが気になるかたにはオススメです。
おおよそプラス10万円〜のオプションになりますが人気の高いオプションです。
こういった現代では当たり前に付随する機能も実は基本的な設備ではなくオプションとして追加費用がかかっているのです。
そのためリフォームする際にこういった機能を付けたいと希望される方は新築と同様に追加費用としてかかってくるものだと認識しておいたほうがよいでしょう。
お風呂のお薦めオプション工事
上記にも書きましたが、浴室暖房乾燥機は人気の高いオプションです。
冬の寒さの軽減にもなりますので在来対応のお風呂から浴室暖房乾燥機付きのお風呂にリフォームされると皆さんその暖かさにびっくりされるくらいです。
また、一般的なユニットバスの場合、入り口のドアは折れ戸が標準です。
バリアフリーなどの観点から考えると引き戸がオススメです。また引き戸にすることで高級感がでるというのも一つポイントです。
その他にも、手摺や、浴槽の形状の変更などもよく使われることが多いオプションです。
お風呂リフォーム費用の具体価格
次にお風呂リフォームの具体例を見ながら価格を見ていきたいと思います。
従来の壁床タイル張りの浴室からユニットバスへのいわば総入れ替えの形のリフォームを行った場合、おおよそ100万円前後のケースが広く見受けられます。この金額でのリフォーム費用は浴槽にFRPを使用し、標準的なシャワーヘッドを設置しているなどスタンダードプランの場合が多いためここに浴室乾燥機を付属させていくことで120万円〜になります。
また浴室の壁面を高価なホーロー製にする、カビの発生を抑える材質にするなど浴室そのものの性能を向上させることで更に費用が上昇しますので浴室1つのリフォーム費用でメーカーにもよりますが、200万円前後になる場合ももあります。
実際どのようなお風呂がいいのかメーカーショールームにご案内も可能です。
またリフォネ大分本店、わさだ店には、ユニットバスの展示もございます。本店では各メーカー複数台のユニットバスを展示しておりますのでぜひご来店ください。
リフォネ大分本店・わさだ店の場所は下記URLからご確認ください。
https://www.refone-oita.com/showroom/
まとめ
今回は「お風呂のリフォームの相場は?どのような入浴空間を作ることができるの?」をテーマにして様々な知識を紹介しました。
この記事の最初にも述べましたがお風呂とは『癒し』を求められる空間です。
せっかくお風呂のリフォームするのであればいかに心身を癒してくれるかということを多くの方が求めると思います。
その上で浴室乾燥機など付属させることでより快適で便利に過ごすことができるというのも間違いないでしょう。
しかし自身や家族の暮らしに本当に必要か不透明な設備や月々に余分な費用が発生する高価な設備などの導入を検討される際はその設備が本当にお風呂に必要なのかなくてはいけないものなのかを見極め、浴室に本質的に求めるものを取捨選択していくことで理想のお風呂リフォームが出来上がっていくのではないでしょうか。
お風呂のリフォームを検討する際はどのような癒しが必要でそれにより癒されている自身や家族のことを思い浮かべて具体的に検討していくことが理想の浴室づくりになるということを頭に入れながら浴室という空間について考えていただければと思います。