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COLUMNコラム

リノベーションのメリットとデメリットについて解説します。

2022.05.20

リノベーションのメリットとデメリットについて解説します。

住宅を手に入れる方法の1つとして、リノベーションがあります。

新築と比べても比較的安価でできるため、近年人気が高まっている方法です。

YouTubeなどでは田舎の中古物件を安く購入し、自らリノベーションする動画が人気となっていることからもその需要がうかがえます。

しかし実際にリノベーションをするのなら、どのようなメリットがありどれくらいの費用がかかるのかなど、わからないことがたくさんあるのも事実です。

今回はそんなリノベーションについて解説します。

リノベーションとは

リノベーションとは

そもそもリノベーションとはどういったことを指すのでしょうか。

似たようなものにリフォームがあるため、まずはリノベーションとの違いから知っておくとこが大切です。

・リノベーションとは
・リフォームとは

これらの違いは何? と言われてすぐに答えられる方も少ないのではないでしょうか?

それぞれ詳しく見てみましょう。

リノベーションとは

そもそもリノベーションとは、「元々ある建物に新しい付加価値をつける工事のこと」です。

何だか難しいように聞こえますが、要は「元からあるものを自分好みに変えてしまうこと」を指します。

一部分を修繕するのではなく、ガラリと変えてしまうわけですね。

建物全体を大きく変えて、新しい家として生まれ変わらせるのが目的です。

そのため中古物件と非常に相性が良く、近年売り出されている中古物件もリノベーションされたものが増えてきているのは、そういう背景があります。

築年数が15年20年ともなると購入に二の足を踏んでしまいそうになりますが、リノベーションされていると古くささが消え、一気に新築同然となるのです。

わかりやすい一例を挙げると、以下のようなものです。

・床暖房を導入する
・間取りや内装を変更する
・水回り設備を変える

現在あるものよりも高性能で快適にしているのがわかります。

また一口にリノベーションと言っても、フルリノベーションやスケルトンリノベーションと呼ばれるものもあります。

ただ実際はどれも似たようなことをしているので、リノベーションで一括りにしても問題ありません。

リフォームとは

リフォームは、「古くなったり壊れたりしたものを修繕すること」です。

長く使うために行うもののため、リノベーションのように新たな価値を付与するものではありません。

・壁紙を新しいものに変える
・フローリングを張り替える
・風呂を交換する

以上のようなものがリフォームです。今住んでいる家に当てはめると思い浮かべやすいという方も多いのではないでしょうか。

全体的にリノベーションと比べても小規模で、大きな工事をしないのがわかりますね。

基本的にリフォームはマイナスであったものをゼロに近付けるものであるため、大規模な工事が必要ないのも特徴です。

リノベーションのメリット

リノベーションのメリット

リノベーションをするならまずメリットは抑えておきたいポイントですよね。

近年ここまで人気になっているのは、もちろんそれなりの理由があります。

特に以下の点には注目です。

・費用面
・自由な設計を描ける
・選択肢が増える

凄く魅力的に見えてきますよね。

それぞれどういったものか詳しく見てみましょう。

費用面

リノベーションをする上で最も魅力的なのが、費用面を抑えられる点です。

この点に異論を唱える方はまずいないでしょう。

何しろ、家を購入するのには非常に大きなお金が必要です。

土地代と合わせると2,000~3,000万円程度はかかる場合がほとんどでしょう。

しかしリノベーションは違います。

例えば、家を新しく購入し建てる場合と中古物件を購入しリノベーションを行う場合で比べると、おおよそ20~30%ほど費用を抑えられます。

もちろん中古物件の価格にもよりますが、同価格帯の新築物件と比べれば敷地や延床面積が広い場合がほとんどです。

家を購入するには大きなお金が必要なため、20~30%も安くなるのは非常にありがたいですよね。

普通車一台分くらいは余裕で買えるくらい安くなるので、長期的に見ても負担の少ない選択を言えるでしょう。

また、中古物件で築年数20年付近の物件が人気ですが、大体それくらいで購入価格が落ちつくためです。

そのためほどほどの大きさでほどほどの都会に住む場合は、築年数20年あたりの物件が狙い目となっています。

より郊外の田舎の場合、更に格安になる可能性もあるため、用意できる資金と照らし合わせながら検討してみてくださいね。

自由な設計を描ける

自由な設計を描けるのもリノベーションのメリットの1つでしょう。

なぜなら、リノベーションでは建物全体を改修するため、間取りを大きく変更することが可能だからです。

実際に注文住宅を購入するときと同じように、ワクワクしながら住宅を設計できます。

これが非常に楽しいため、人によってはこだわりすぎて数ヶ月~半年ほどかかる方もいるでしょう。

夢をつめこんだ家へと変えられるため、世界に1つだけしかない家を作れるのです。

・人と同じ間取りは嫌だ
・自分好みの内装にしたい
・注文住宅は高くて無理

そんな人には中古物件を購入してからのリノベーションをオススメします。

選択肢が増える

選択肢が増えることもリノベーションのメリットの1つでしょう。

なぜなら、自分が希望するエリアで希望通りの物件を探しやすくなるからです。

家を探す場合、最も時間がかかるのが希望地選び。

しかし実際は自分の希望通りの希望地が見つからず、ほどほどの土地を見つけたとあっても「他に探している間に売れてしまうかもしれない」と考えて妥協してしまう場合がほとんどです。

せっかくのマイホームなのに妥協するのは悔しい。そう思うのは皆さん同じです。

リノベーションの場合、中古の物件を購入するという点から考えると新築の物件よりも費用を安く抑えられます。

つまり、新築同様の予算を出せれば希望通りの物件を見つけられやすいということでもあります。

家の性能は後でリノベーションして変えてしえばいいと割り切ってしまえば、希望の立地を探すことも夢ではありません。

リノベーションのデメリット

リノベーションのデメリット

メリットだけを見ていると夢で溢れているように感じられるリノベーションですが、もちろんデメリットもあります。

特に以下の点には注意しなけれなりません。

・中古物件の築年数
・工期がかかる

それぞれどういったものが詳しく見てみましょう。

中古物件の築年数

中古物件の築年数には注意が必要です。

新築と違い、築年数は中古物件にはどうしても絡んでくる部分となります。

なぜ築年数を気にするのかと言えば、年代によって耐震性の基準が違っているからです。

地震が多い日本だからこそ、誰しも耐震性は気になる部分でしょう。

直近では1981年6月に耐震基準の大幅な見直しが行われていますが、それ以前の場合だと現在の耐震基準を満たしていない可能性があります。

もちろん建物によっては高水準で建築された物件もあるため一概には言えません。

ただ、もし耐震工事が追加で必要となった場合、多額の費用が必要となる場合が多くあります。

せっかく費用を抑えて購入したのに、耐震工事で新築よりも高くなっては意味がありませんよね。

そのため中古物件の築年数は頭の片隅に必ず置いておく必要があるのです。

また、耐震性以外にもシロアリやカビといった問題も発生する可能性があるため、様々な可能性を考慮して費用を相談するようにしましょう。

工期がかかる

工期がかかるのも、リノベーションのデメリットの1つです。

中古の物件を購入するだけなら、引き渡しが終わればすぐに住めますが、それだと中古物件の状態のまま住むことになります。

住む前にまずリノベーションをしなければなりません。

しかしリノベーションを行うとなると、引き渡しの前に以下の作業が必要です。

・建物検査
・設計
・施工

見ていただければわかるように設計や施工が入るため、最低でも2ヶ月程度は見積もらなければなりません。

特にリノベーション後の内装に強いこだわりがある方だと、打ち合わせで時間がかかることがほとんどのため、もっと時間がかかるでしょう。

仕事で忙しくてなかなか時間が取れないというような場合は、長期戦になることを覚悟した方が良いです。

また工事期間中は当然ながらその家には住めないため、既に家を売却している場合は仮住まいの費用もかかります。

場合によっては新築と建てるのと同じくらい時間がかかるため、仮住まいに半年~1年くらいはいるものとして予算を組むのがオススメです。

リノベーション費用の相場

リノベーションの費用の相場

新築物件を購入するよりも安くすむのがリノベーションの魅力です。

しかし実際どれくらいの相場なのかは気になる方も多いでしょう。

リノベーションしたけど新築の平屋の方が安いんだけど? となりたくはありませんよね。

今回は以下の2つで個別に見ていきます。

・戸建て
・マンション

それぞれおおよその相場を見ていきましょう。

戸建て

戸建ての場合、おおよその相場は1,000~2,000万円程度となります。

相場に開きがあるのは、建物の大きさやリノベーションする範囲によって変わってくるからです。

例えば、東京の建物と田舎の建物ではそもそもの広さや大きさが全く違います。

田舎の建物はそもそも大きいため、延床面積でいえば東京の倍以上あるなんてザラです。

建物が大きいということはリノベーションする範囲も増えるため、自然と価格が上がります。

建物の立地によっては、テレビ番組で紹介されているような山奥の場所で重機が入れず、倍くらいのお金がかかる、なんてこともあり得ます。

そのため、リノベーションを行う前に、どんな工事でどのような費用になるのかはしっかり打ち合わせすることが大切です。

マンション

マンションの場合、おおよその相場は以下の通りです。

・2LDK:900万円程度
・3LDK:1,050万円程度

戸建てと比べると比較的安い傾向かつ、価格に開きがないのがわかります。

これはマンションが戸建てと違い延床面積の変動がない反面、間取りや使用している建材、住宅設備などで費用が大きく変わるためです。

また専有部分であったとしても勝手に工事を行うことができないため、必ず管理組合に協力してもらったり、事前申請を個鳴ったりする必要があります。

マンションの部屋を購入していたとしても、最終的な判断は管理組合に委ねなければなりません。

大幅にリノベーションをすると、マンション全体の設計に問題が生じる可能性があるためです。

その点、やはりマンションは戸建てと比べると妥協する点が多く、不自由さが発生します。

費用を抑えられる分、自由度も少し減るのがマンションのリノベーションと考えて良いでしょう。

まとめ

リノベーションのメリット・デメリットについてまとめ

リノベーションはその費用の安さから、近年人気になってきています。

新築物件と比べて費用を抑えられ、注文住宅のような自分好みの住宅にできるのが魅力です。

一方で築年数には気をつける必要があり、工事によっては新築なみの費用がかかる可能性があります。

戸建て・マンションともにおおよそ1,000万円~2,000万円でできるので、リノベーションを考えている場合は、どれくらいの費用間になるのか相談してみるのも良いでしょう。

特に地方の場合、より安く家を手に入れられる可能性もあるため、リモートワークなどで地方在住を視野に入れている方はリノベーションはとても良い方法の1つです。

希望する立地の選択肢も増えるため、家づくりで妥協したくない方は一度検討してみてくださいね。

カテゴリー : リノベーション

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