ウッドデッキでこだわりのお庭に。
楽しい家族時間を過ごそう!
2022.07.30

昨今では、さまざまな事情により自宅で過ごす時間が多くなっている人が増えています。
自宅で過ごす時間が長いからこそ、自分のこだわりを魅せた自宅にしたいと考える人が多いといえます。
プライベート空間として家族と共に過ごす場所、自分の趣味を満喫するために過ごす場所、1日の疲れを癒すためにゆったりと入れるバスルームなど、家にはこだわりを発揮したい空間が多数存在します。
その中の1つとして、家の庭にもこだわりを魅せたいと考える人は少なくないでしょう。
室内空間とは違い、屋外の開放的な空間として魅力的な庭では草木を愛でながらBBQなどを楽しむこともできます。
また、庭があればお子さまを安全な空間で安心して遊ばせることもできますので、大人も子供も楽しめる空間と言えるのではないでしょうか。
本記事では、庭を素敵な空間へと変貌させることができるウッドデッキについて詳しく解説します。
ウッドデッキについて
ウッドデッキとは、テラスに分類される場所であると定義づけられています。
テラスは、庭などの限定的な部分に対して現況地盤高より意識的に高く施工されている部分のことであり、高くした部分の床材を木で構成するものとなっています。
そのため、ウッドデッキでは他の材質と違い、自然の温かみを感じることができるのが最大の魅力です。
なお、ウッドデッキと濡れ縁を同義として取り扱うことができますが、濡れ縁では見せ方そのものが和風テイストを強調していますので、床材の設置方法および主構造である床本体の支保が異なるなど、厳密にはウッドデッキとは違いがあります。
「テラス」という言葉はラテン語であり、「高台・盛土」と訳されます。
そのため、言葉がラテン語を発祥としていますのでタイルおよび石材を使用した床材などの西洋風のイメージを持ちやすいと思います。
テラスでは、室内空間と構成される高さが違った屋外であることから、素足で出るのではなく履物を履いて屋外に出る形式となっています。
一方、ウッドデッキでは室内空間と等しい高さで構成される屋外です。
木の素材が温かいことが特徴的ですので、そのまま素足でおまがいに出ても違和感はありません。
このように、室内空間との調和性が保たれているのもウッドデッキの良いところなのです。
ウッドデッキの利用方法
庭に対してウッドデッキを採用することで、一般的な庭とは一線を画するものとして仕上げることができます。
ウッドデッキで庭を構成することによって、庭本来のポテンシャルを最大限に活かした空間として活用することができるでしょう。
ウッドデッキの素材が「木」という自然を感じられるものであるため、日常生活において肌身に自然を感じることができますので自宅にいながら避暑地にいるような非日常的な空間を堪能することができるのです。
例えば、リビングや書斎で行っていた読書をウッドデッキのある庭で行うのも良いでしょう。
木漏れ日が射して穏やかな風が吹く場所で読書をすることで、より一層ヒーリング効果を高めることができます。
また、リビングで行っていたことをウッドデッキで構成された庭で行うことも効果的です。
ウッドデッキの設置高さをリビングと同一に設定することで、動線がそのまま確保されます。
空間構成をそのようにすることで、リビングから見える外の風景とは、窓から見ているだけの景色ではなく、そのまま日常的に使用することができる開放的な空間として利用することができるのです。
そのため、リビングからそのまま屋外へとすぐに出ることができますので、天気が良好な日などはソファーやテーブルをウッドデッキへと移設することで非常に開放的な空間で時間を過ごすことができます。
太陽の下で食事を採ることやビールやワインなどのお酒を飲むのも良いでしょう。
また、屋外ですのでBBQを楽しむこともできます。
煙が家の中に充満することもありませんので、自宅にいながらリゾート地のように家族みんなで楽しむことができるでしょう。
このように、ウッドデッキには魅力的な利用方法がたくさんあるのです。
ウッドデッキの木材の種類
ウッドデッキの魅力については、上述したとおりです。
素敵な庭を構築するためには、ウッドデッキが最適であることをご理解頂けたと思います。
ウッドデッキを採用するにあたり、注意しなければならないポイントは木材です。
ウッドデッキの木材には種類がありますので、それぞれの特徴を正確に把握したうえで選定する必要があります。
ウッドデッキの木材は、有機物と無機物に大きく分類することができます。
ここからは、ウッドデッキの木材の種類について詳しく解説します。
天然木
天然木は、言葉のとおり自然の木ですので有機物に該当します。
天然木における最大のメリットは、自然素材ならではの温かみを感じられることです。
ウッドデッキは屋外で使用されますので、太陽の光や雨風などさまざまな自然環境の影響を受けます。
そのため、最初は新しかった天然木の風味が年月とともに味わいのあるものへと変化していくのです。
使い込まれたからこその味わいを楽しめるのも、天然木の大きな魅力であると言えるでしょう。
樹脂・人工木
人工木は、言葉のとおり人工で作られた木ですので無機物に該当します。
人工木とは主たる材料が樹脂で構成されている材料なのです。
人工的に精製された無機物として位置付けられていますが、昨今の高度な技術力を持って製作されている人工木は、品質によっては天然木と見分けがつかないほど精巧に造られています。人工木における最大のメリットとは、耐久性です。
ウッドデッキは屋外で使用されるため、どうしても風雨の影響を顕著に受けると言えます。
雨風の影響を受けることにより、屋内と比較すると厳しい環境下であると言えますので経年劣化の進行は早いといえます。
そのため、補修に伴うランニングコストを考慮すると耐久性は非常に重要な要素であると言えるのです。
人工木は、耐久性が非常に優れているため厳しい環境下においても長年の使用に耐えることができる優れた素材であるといえます。
ウッドデッキに最適な木材は?
ウッドデッキには天然木と人工木があることは上述したとおりです。
各々でコスト面や性能部分で差異があり、何を優先するかで選ぶポイントが変わります。
ここからは、2つの種類において選ぶポイントを解説します。
天然木
自然素材であるため、温かみのあるウッドデッキとなる特徴があります。
使用した年月によっても違った顔を魅せてくれるので飽きることはないでしょう。
コスト面においては、設置時におけるイニシャルコストと維持管理におけるランニングコストが必要となります。
費用がかかっても木本来の味わいを楽しみたい方はこちらが良いでしょう。
人工木
高度な技術力によって造られた人工木のウッドデッキは、本物の木と見まごうばかりの精巧さで作られています。
天然木よりも経年劣化による損傷は小さくなることから、耐久性に優れています。
そのため、コスト面においては設置時のイニシャルコストだけが必要となるでしょう。
経済面において配慮し、見た目も天然木に近いものを楽しみたい方はこちらが良いでしょう。
まとめ
ウッドデッキは、私たちの暮らしにおいて安らぎを与えてくれる素晴らしいものとなっています。
選択する素材によってはそれほど予算をかけずに設置できるものもありますので、是非ともご検討頂きたいと思います。